朝のお掃除

  • 2019.01.25 Friday
  • 16:55

 

私の母の子供時代は、大きい家で、子供たちが朝の掃除をしていたそうです。

 

玄関を掃いたり、雑巾をかけたり。

 

朝の仕事が終わったら、おじいさんおばあさんもみんなそろって朝ごはんをいただくのが普通の生活だったそうです。

 

そういう話を聞いた子供のころはなんだか面倒くさそうだなと思っていましたが、今から考えると、うらやましいなと思います。

 

マンションの生活では、縁側もなく、長い廊下もなく、神棚も仏壇もなく、祖父母と同居しているわけでもなく。。。

 

母の実家の古い家では、床の間があり、掛け軸が飾ってあり、ご先祖たちの写真も飾ってあり、庭も広く目の前は田んぼで、古い日本家屋で普通に見られた光景でした。

 

時代とライフスタイルが違うと言えばそうなのですが、家の中の秩序と、とても大事な心があったのだなと思いました。

 

すべて同じことをできるわけではないのですが、せめて、朝の掃除をやってみようと思い、やっています。

 

朝は忙しいので、本当に簡単な掃除しかできませんが、玄関やリビングに掃除機をかけるだけで、気持ちがまったく違います。

 

掃き清めるという言葉がありますが、本当に3〜4分、さっと掃除機でほこりを取るだけでも、朝、さわやかな気分になれます。

 

自分の身の回りの生活から、少しずつ和の心をやってみようと思います。

 

「藍の物語」

  • 2019.01.24 Thursday
  • 17:41

 

吉岡幸雄さんの「甦る天平の色」シリーズの最終回、本日の「藍の物語」を見ることができました。

 

明治末期に化学染料が使われるようになってから、藍が使われなくなったそうですが、藍の産地の徳島県で現在でも古来からの製法で藍を作っている方は、5名なのだそうです。

 

藍の染め方により、濃淡の出る青ですが、明治に来日したイギリス人など欧米の人たちが、街中にあふれる藍色を見て、ジャパンブルーと呼んだそうです。

 

藍の着物だけでなく、暖簾やのぼりなど、あらゆるところに藍染が使われていて、青色がはためく町はさぞ壮観だったことでしょう。

 

当時の様子を、本当に見てみたいと思います。

 

徳島の産地では、藍の葉を夏に刈り取り、2か月乾かして、お神酒をかけて枯草菌と藍神様に発酵してもらうと、藍の染料のもとができるのだそうです。

 

工房では、その染料で染めていくのですが、何分染めるかによって色の濃さが決まります。

 

染め色の濃さを出すのは職人さんの腕なんですね。

 

古代の色に挑戦していらっしゃる吉岡さんが、染めた布に光が入るとおっしゃっていたことがとても印象的でした。

 

その布が、イギリスのV&A博物館でも展示されているようで、海外でも見てもらえるのは日本人として嬉しいですね。

 

 

☆徳島の藍

 

https://ai-tokushima.jp/

 

 

吉岡幸雄さんの番組の紹介です「甦る天平の色」

  • 2019.01.22 Tuesday
  • 15:43

 

染色家・吉岡幸雄さんの番組がNHK BSプレミアムで再放送されています。

 

1月21日から4日間、放送されるそうで、本日の回を見ることができました。

 

明日からはこのような予定です。

 

 

NHK BSプレミアム

 

1月23日 15:05〜15:20 甦る天平の色 「紅の物語」

 

1月24日 15:10〜15:25 甦る天平の色 「藍の物語」

 

 

 

吉岡さんのHPはこちらです。

 

https://www.sachio-yoshioka.com/

 

 

本日は「茜色」がテーマでした。

 

茜の染め方は桃山時代に途絶えてしまったそうで、どのように染めるものなのか、

 

とても難しく、あの赤色はなかなか出ないそうで、お米や酢を使うことに

 

かぎがありそうですが、今でも研究中なのだそうです。

 

平安時代に染められた茜色は、じつは国宝として武蔵御岳神社の宝物殿にあり、

 

拝観することができます!

 

赤糸威大鎧(あかいとおどしのおおよろい)というものです。

 

 

宝物殿HP

 

http://musashimitakejinja.jp/yuisho/homotsu/

 

 

私も一度、拝見したことがありますが、国宝だと思ってありがたく観ていましたが、

 

この赤色が今では染められない茜色だとは知らずに眺めていました。

 

900年前の茜色を観ることができるのは、すごく恵まれたことですね。

 

ちなみに、明治以降に化学染料で染められた赤糸で修復されたところは、

 

すでに色あせて薄くなっており、ピンク色のようになっているそうです。

 

自然素材の染色は、機械や化学染料をしのぐ技術や知識だったのだろうと

 

本当に驚かされます。

 

 

奈良県の五條では、伝統の茜色を蘇らせようとしているそうですが、

 

茜の根が育つまでに3年かかるそうで、本当に自然のリズムで物事を考えていくことは

 

人間の世界とは違うものなのだなと思います。

 

https://www.sankei.com/west/news/170302/wst1703020033-n1.html

 

 

 

舞の装束には、染め物、織物、絹、など、なくてはならないものですので、

 

古代の人たちの技術や感性、感覚はどのようなものだったのだろうと、

 

想いを馳せてみると、現在とは違う世界が観えてきますね。

 

 

伊勢神宮の舞楽 蘇利古(そりこ)

  • 2019.01.21 Monday
  • 18:26

 

1月2日の早朝のテレビで放映された伊勢神宮の舞楽は、「蘇利古(そりこ)」という舞でした。

 

こちらは、おめでたいときの舞だそうですが、2016年に33年ぶりに公開されたのだそうです。

 

下記はそのときの毎日新聞の記事で、本文は有料記事になりますが、

 

タイトルや舞の写真は無料で普通に見られます。

 

https://mainichi.jp/articles/20160922/ddl/k24/040/116000c

 

 

雑面(ぞうめん)という紙のお面をつけて、手に白楚(ずばい)というものを持つそうで、

 

4人の舞です。

 

とても印象的なお面です。

 

今回はテレビで見ただけでしたが、ぜひいつか実際に拝見したいと思いました。

 

 

 

玉砂利について

  • 2019.01.18 Friday
  • 23:49

 

神社や日本庭園には玉砂利が敷いてありますね。

 

最近は東京の神社にも海外の方が参拝することが多いのですが、なぜ歩きにくい小石を敷き詰めているのか、と、思うそうです。

 

日本人には当たり前すぎる玉砂利ですが、はたから見るとそう見えるのですね。

 

では、玉砂利とは?

 

改めて調べてみると、当たり前と思っていることもいろいろと勉強になります。

 

まず、神社の玉砂利といえば、伊勢神宮!

 

参道の玉砂利、ご正殿の周りの真っ白な白石は、あまりにも神聖で忘れられないものです。

 

玉とは、魂(たましい)、御霊(みたま)、の「たま」と同じ、霊魂のこもった大切な白い石、という意味になるそうです。

 

伊勢神宮では遷宮のときに、お白石を上流から持ってくる神事がありますが、汚れていないきれいなものを敷くことで、もっとも神聖な場所を最高に清浄するのだそうです。

 

庭園でも玉砂利を敷くことで、清潔感を出すそうですが、やはり根底にあるのは神社の清浄さですね。

 

本当に、見ているだけで気持ちが洗われていく感じがします。

 

庭の場合は、歩くと音がするので防犯効果もあるとか。。

 

ところで、玉砂利には那智黒石という黒石もありますが、こちらは那智産ではなく、正確には熊野産なのだそうです。

 

でも、ふだんはグレーの石が水にぬれると黒光りするのは、那智の滝を彷彿させてくれます。

 

雅楽の公演を拝聴したときも、音楽堂の床には玉砂利が敷いてありました。

 

一つ調べると、どんどんつながっていって、一つの意味が分かるともっと知りたくなります。

 

それが学びで、学ぶことは楽しいですね!

 

 

本棚を作りました

  • 2019.01.15 Tuesday
  • 15:38

 

ブクログという本を紹介するサイトで、創作神舞の本棚も作成しました。

 

読んでよかったと思う本や舞や伝統文化に関係する本など、ご紹介できたらと思います。

 

これから登録数を増やしていきますので、よろしくお願いします。

 

こちらからご覧いただけます。

 

 

*創作神舞の本棚

 

https://booklog.jp/users/sousakushinbu

 

 

平成最後の天長祭

  • 2019.01.15 Tuesday
  • 15:19

 

年が変わってしまいましたが、昨年12月23日に、明治神宮で平成最後の天長祭に参拝しました。

 

天長祭とは天皇陛下の御誕生日の祭祀で、もともとは奈良時代の775年(宝亀6年)、

 

光仁天皇の御誕生日に祝宴が行われたのが、最初の天長祭だそうです。

 

 

 

「老子」の「天長地久(てんちょうちきゅう)」の語句から、

 

天皇陛下の御誕生日を「天長節」(てんちょうせつ)

 

皇后陛下の御誕生日を「地久節」(ちきゅうせつ)というのだそうです。

 

天地が永遠に変わらない、という、弥栄の意味だそうです。

 

 

 

明治神宮での天長祭では、代々木の舞も拝見することができました!

 

撮影禁止なので写真はありませんが、美しい舞を拝見することができて感動でした。

 

一般の人は、社殿の外から拝見することができますが、本当に海外の方が多く、驚きました。

 

境内では天長祭の説明の紙が配られていて、英語表記もありましたので、

 

海外の方も何が行われているのか、分かったと思います。


 

 

 

 

平敦盛の笛

  • 2019.01.12 Saturday
  • 17:02

 

渋谷のヒカリエの行ったときに、偶然、歴史ものの人形を観ることができました。

 

ヒカリエ8階に「川本喜八郎 人形ギャラリー」というものがあります。

 

テレビや舞台で人形劇の人形を手掛けてきた方の作品が、テーマごとに展示されているそうで、

 

「南総里見八犬伝」と「平家物語」を拝見しました。

 

能や文楽からの影響が強い作品だそうですが、本当に、迫力ある人形たちでした!

 

衣装も興味深く拝見しました。^^

 

里見八犬伝の人形だけは写真を撮ってよいとありましたので、撮影させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

そして、平家物語のコーナーでは、平敦盛の人形もありました。

 

平敦盛の話は「青葉の笛」として、子供用の絵本にも出てきます。

 

源平の合戦のとき、源氏方の熊谷直実が平家の若い武将と海岸ではち合いましたが、

 

よく見れば武将はまだほんの少年。

 

しかし、後ろから源氏勢がやってきますので、泣く泣く首をとった、という悲しい実話です。

 

じつは、敦盛は笛の名手だったそうで、有名な笛を持っていたそうです。

 

熊谷直実は、その笛を持って帰り、のちに出家して供養につとめたとか。

 

私は龍笛も習っていますので、前からこの話しにとても興味を持っていました。

 

実在した人物の実話ですので、どんな笛の音だったのだろう、と思います。

 

平家には雅楽をはじめ、芸術面に秀でた人材が多かったそうで、

 

もし平家の時代がもっと続いたら日本の音楽はどのようになっていただろうか、

 

という話を聞くこともあります。

 

今回の平家の人形たちも、笛や笙を持っている人形もいて、

 

当時の平家一族の様子が垣間見れる感じがしました。

 

ヒカリエには、ほかの用事で行ったのですが、思いがけず、

 

平敦盛の人形を見ることができ、

 

笛へのイメージがまたふくらんできました。

 

無料で見られますので、お近くに行くことがありましたら、立ち寄ってみてください。

 

企画展示の内容は変わるかもしれませんが、見ごたえのあるギャラリーです!

 

 

あけましておめでとうございます

  • 2019.01.01 Tuesday
  • 17:56

 

新年あけましておめでとうございます!

 

新しい元号は4月1日に発表されるようですね。

 

いよいよ新しい時代が動き始めていますね。

 

本日の早朝、早起きして舞楽をNHKで拝見しました。

 

納曾利という右舞の舞楽で、美しい舞でした。

 

納曾利は、2頭の龍が仲良く遊んでいる様を表現していると言われますが、勇壮であり、美しくあり、右舞ということもあり大好きな舞です。

 

納曾利の番舞(つがいまい)は、左舞の蘭陵王で、赤の装束です。

 

番舞とは、必ずセットで舞われる舞で、右舞と左舞がセットになっています。

 

納曾利は、二人で舞いますが、一人舞のときは、落蹲(らくそん)と言います。

 

これは走り舞というもので、動きが大きく、早いので、面をつけて舞う舞人にはすごい運動量だと思います。

 

千年以上前に伝わったものが大事に継承されていて、現代の私たちも拝見することができるのは、本当にありがたいことだと思います。

 

今年のお正月は舞楽で始まりました。

 

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

良い年になりますように!

 

 

平成31年元旦の雅楽

  • 2018.12.30 Sunday
  • 23:08

 

平成31年、2019年のお正月にNHKを始め、雅楽の演奏が放送されるそうです。

 

1月1日 午前5時55分〜 午前6時17分 NHK Eテレ
舞楽「納曽利」 演奏:宮内庁式部職楽部

http://www4.nhk.or.jp/P4254/

 

 

1月1日 午前9時00分〜 午前9時15分 NHK FMラジオ第2
双調音取・催馬楽「安名尊」・「酒胡子」 演奏:宮内庁式部職楽部

http://www4.nhk.or.jp/P4256/

 

 

1月2日 午前5時40分〜午前5時55分 フジテレビ(東海テレビ)

伊勢神宮舞楽「蘇利古」 演奏:伊勢神宮

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/isejingu/index.html

 

 

いよいよ平成最後の年になりますね。

早起きして見るもよし、録画してもよし!

お正月は雅楽から始まりますね。

 

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