飾り紋というのをご存知でしょうか?
着物などに、
家紋では堅苦しいけれど、家紋を刺繍にしたり、
草花や干支、吉祥紋など、自分の好きな文様を刺繍や染めで
表現したものだそうです。
洒落紋とも呼ばれるそうです。
着物の家紋の代わりにはなりませんが、無地の紬などに遊び心として
つけたりするそうです。
素敵ですね^^
文様もそうですが、
家紋は日本人がもっと誇りを持っていいものだと思います。
特にヨーロッパでは、家の紋章を持つというのは貴族階級とか、
わりと特別な家だったそうです。
以前にニュージーランドの女性とお話ししたことがありますが、
日本では各家に家紋があると言ったら、
一般庶民の家にも家紋があるの?!
と、びっくりしていました。
自分の家の家紋は、ルーツであるご先祖から受け継いだもの、
自分の家族たちの紋だと思うと、大切にしたくなりますよね。
文様もデザインとして素敵というだけでなく、
植物などをデザインしたのは、薬効がある植物などが
多く使われたそうで、
これは私が感じたことですが、薬効などの効果を祈る気持ちも
もしかしたら込めていたのかもしれない、と思いました。
文様も紋も、知ることで楽しくなってきますので、
いろいろと調べたり勉強したりしているところです。
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久しぶりの投稿になりました^^
茜染について、とても素敵なプロジェクトを拝見しましたので、
ご紹介させていただきたいと思います。
京都の丹南のあるところで日本茜が自生していたそうで、その茜を染めて、
休耕田で茜を栽培するようになって、、、という歴史を経てこられた
プロジェクトだそうです。
現在の茜の染料としては、セイヨウアカネ、インドアカネが使われているそうですが、
日本茜は今は入手が困難なのだそうです。
茜は古くは弥生時代まで遡れるそうですよ!
古代の時代を想像すると、なんだかワクワクします。
そのころ、どのように染められていたのか、どのように使われたり、
着用されていたのか、本当に観てみたいなと思います。
そして、茜染がさらに日本人と強いつながりとなったのは、
「日の丸」を染めたからですね!
江戸末期、外国船と区別するための標識として、
福岡藩に古くから伝わる「筑前茜染め」の技術で染めたのだそうですが、
後に日本国総船印に制定され、
さらにその後、幕府によりお触書が出て、正式に「国旗」になったのだそうです。
白地に赤い丸、美しいですよね。
以前、外国の方とお話しする機会があったときに、
うちの子が最初に覚えた国旗は日本の国旗でしたよ、とお聞きしました。
シンプルな形が覚えやすいこともありますが、白地に赤、という組み合わせは
美しくてぱっと目に入ると思いました。
日本茜がさらに復活されるといいですね。
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こんにちは!
「オフィス清明」という、清明の会の活動の紹介や和文化に携わる方々の紹介など、
幅広く和の世界を紹介しているブログで、和心を込めて活動している作家さんなどに
インタビューして、記事を連載しています。
※オフィス清明は、創作神舞を楽しむ会「清明の会」の活動の一つです。
これまでに3名の方にインタビューさせていただきました。
下記のお名前をクリックしていただくと、それぞれの連載記事一覧ページに
アクセスできます。
☆インタビュー連載『和の心で創る。和の心でつなぐ』
1回目:草木染作家の愛生(あおい)さま
3回目:書家「山本翔麗先生」
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和の心で活動されている方々の想いには、とても共感させていただきました。
大切していきたい心だなと思いました。
リンクよりどうぞご覧くださいませ。
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JUGEMテーマ:伝統文化
日経新聞に掲載されたニュースをご紹介します!
「手織りにこだわる京都の織元 佐々木能衣装」
です!
https://www.nikkei.com/video/6248537809001/
手織りの衣装を創っているのは、今はこの一軒だけなのだそうです。
動画なので、織っている様子を拝見できます。
すごいですね。
織るところ、ほどくところなど、すごい技術なのだなと。
糸も美しいですし、からくり仕掛けのような機械、
100年前の紋図に感動しました。
織りあがった衣装は、本当に美しいです!
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マインドフルネスに、歩く瞑想があるのを知りました。
足の裏の感覚をしっかり味わいながら歩く、
呼吸と合わせて、歩くペースを決めて歩く、など、
いろいろやり方があるそうです。
お稽古の歩く練習も似ているなと思います!
足の裏を全部使って歩く、
姿勢と軸を意識して歩く、
などをやっていると、雑念が消えていき、
歩いている自分の身体と動きのみに集中できます。。
集中しているときは、余計なことを考えていなくて、
心地よい時間になるなと思います。^^
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和の心があるように、和の動きもあるのだなと思います!
みんなでお稽古するときに、エクササイズもやりますが、
日本人の身体に合う動きが一番いいなと思います。
すり足で歩く、
足袋を履いているので、足の親指と人差し指に鼻緒をにぎっているようにする、
着物を着ている感覚で、立つ、座る、
など。
地味な動きだけど、大事な発見がたくさんあります。^^
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こんにちは!
二十四節気の「清明」は、本日4/19までとなり、明日からは、
「穀雨」(こくう)の季節になります。
万物が汚れなく清らかで生き生きとしているという「清浄明潔」の「清明」の次は、
春の柔らかな雨で農作物がうるおう「穀雨」となり、うるおいが満ちていく感じがしますね。
清明とは、清き明き心でもあり、本当にこの時期はすがすがしくてさわやかで、
新芽がまぶしい季節ですね。
芽吹いていく明るさ、生き生きしている活力などが感じられます。
今日はとてもいい天気です。
自然のリズムはどんどん動いていきますね。
本日の清明の日、あと少しですが楽しんでくださいませ。
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こんにちは!
神舞を楽しむ同好会の清明の会では、オフィス清明という活動も行っていますので
ご紹介します。^^
オフィス清明のブログでは、和文化、和心の取り組みをされている作家さんなどに
インタビューさせていただき、お話をブログ記事として連載しています。
第一回目は、草木染作家さんにインタビューさせていただきました!
草木染にいたった経緯、想い、活動内容、これから未来へ向けて、
いろいろお聞きしたお話には和心が満載でした!
こちらのブログに記事一覧のリンク先が掲載されています。
どうぞご覧ください。
☆清明の会
http://blog.seimeishinbu.jp/?eid=8
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こんにちは!
おもしろい本が紹介されていました。
古代メソポタミアの食事のレシピ本だそうです!
なんだか、タイトルだけでワクワクしてきますね。^^
一体、どんな料理だったのだろう?!
想像と妄想??が膨らみます。笑
今、SNSで大人気だそうで重版もされているとか。
遠い国の古代の食事とはいえ、焼き菓子「メルス」など、自宅で自分でも
作れるものなのだそうです。
メルスなら、大麦粉にバター、デーツなどを混ぜて焼くのだとか。
レーズンではなくナツメヤシの実、デーツを使うんですね。
ナツメヤシ、と聞いただけで、気持ちはメソポタミアへ・・・
デーツは甘くておいしいですね。
私も気に入っています。
特に古代食というわけではありませんが、最近、ひよこ豆も人気ですよね。
なんとなくエキゾチックな感じがするでしょうか?
確かに、フムスなどはスパイスの香りもエキゾチックで、
気持ちが一気に中東方面へ・・・
海外旅行ができない今、食事だけでも工夫してみると楽しいですね!
そして、日本でも!
最近、注目されている食材があるそうです。
枕草子に出てくる甘味料!
氷にかけて食べた「あまづら」というものだそうですが、
中世で途絶えてしまったそうです。
その復元を試みることも始まっているそうで、あまづらとは、
ツタの樹液ではないか?とのこと。
立命館グローバル・イノベーション研究機構の助教が主導しているそうで、
27種類もの植物を調べた結果、アマヅルやヤマブドウなど複数の植物が
原料だった可能性があることが分かったそうです。
そして、気になるお味は?!
採取した樹液の糖度は市販のメープルシロップの2〜3倍だったとか。
樹液って甘いんですよね。
そういえば、樹液は虫も好みます。^^
言われてみれば確かに、日本の植物の樹液も、使われていたのだろうなと思いました!
あまづらがもっと身近になる日が、いつか来るのかもしれないですね。
枕草子の世界に近づくようで、想像するだけで楽しいですね。
あと、日本にも「蘇」と呼ばれる古代のチーズがあったそうです。
こちらも古くから食されていたようです。
蘇についてももう少し調べてみました。
自宅で簡単に作れるレシピがあるんですね!
牛乳を焦がさないように、2時間くらい煮詰めるだけだそうです。
もともとはステイホーム中にSNSで、大量に余った牛乳をどう消費するか?
ということで、蘇を作った!というツイッターから人気が出たようです。^0^
蘇については、飛鳥、奈良時代から平安時代くらいまで作られていたようで、
保存食だったようで、税としても献上されていたそうです。
ただ武家社会が始まってから日本の酪農はすたれていったそうで、
詳しい文献はないそうですが、資料に共通しているのは、
牛乳を煮詰めて冷やして固めたもの、とのこと。
当時の酪農ではどの種類の牛だったのか、とか、詳しいことは分からないそうですし、
日本ではヤギのお乳を飲んでいた時代もあったそうなので、ナゾの古代食ですが、
そのナゾがまた歴史のロマンなのかも?!とも思いました。^^
現在、作られているレシピは本当に簡単で、
牛乳を煮詰めて、しっとりとしてきたら固めて冷やすのだそうです。
しかし、じっくりと2〜3時間くらい煮詰めるそうです!
ホットプレートを使うと、もう少し時短できるそう。
液体の牛乳がだんだん水分が少なくなってきて、しっとりしてきて、
クッキーの生地くらいの感触になってきたら、火を止めて、
丸めたり四角に固めたりして冷やすのだそうです。
濃厚ミルク味だそうです!
はちみつにも合うという評判もあります。
ほかに、乾燥させた蘇もあったそうで、きっとさらに保存がきいたのでは
ないかなと思います。
歴史の授業では、政治的な話が多かったですよね?
でも、食事とか衣服とか家とか、当時の人々の暮らしはどうだったのだろう?と
関心を向けてみると、古代の人たちがとても身近に感じられてきて、
歴史もむずかしい話ではなくなってきます。^^
まだステイホームが続いているような状況ですので、
おうちでできることを楽しむ、そして、今まで知らなかったことを知っていく、
楽しいことだなと思います。
古代でも疫病は何度も流行ってきましたし、現代だけではないと、
古代の人たちから励まされる気もしてきました。^^
日本の古代食も、レシピ本などが出るといいですね。
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こんにちは!
インスタをご紹介します。
こちらに、美しい自然、和の心を感じられるもの、などを、つれづれとアップしています。^^
インスタ@teruko.seimei
https://www.instagram.com/teruko.seimei/
清明にちなんで、写真をちょっと加工してこのようなものを作りました。^^
インスタにもアップしていますので、よろしければほかの写真も合わせて
ご覧くださいませ。
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こんにちは!
2021年4月4日から4月19日まで、二十四節気で言う「清明」が始まります!
私たちの清明の会は、この二十四節気の「清明」と、
神道で伝えられる「清き明き(あかき)心」の二つの意味を
ありがたく使わせていただいています!
二十四節気とは、1太陽年を日数あるいは太陽の黄道上の視位置によって
24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称をつけたもの、だそうです。
(ウイキペディアより)
そして、「清明」とは、このように説明されています。
=====
清明は「清浄明潔」の略で、万物がけがれなく清らかで生き生きしているという意味です。
花が咲き、鳥は歌い、空は青く澄み、爽やかな風が吹き、
すべてのものが春の息吹を謳歌する頃。
=====
(暮らしの歳時記より)
明るく、清々しく、若々しく、新しくスタートする、爽やか!!!
本当に、この2週間ほどはそういう時期ですね。
人も自然の中で生きていますから、自然のリズムに沿って生きることは、
心身ともに調和していくのだろうなと思います。
大きな自然のリズムを感じていると、人も動物も植物もみんな一緒に生きているな〜、
という気持ちになります。
私たちの会では、メンバーの手作り作品をミンネで販売しています。
今回、「清明」にちなんだ作品を作りたい、ということで、
榊の葉をイメージした水引結びと、心を込めた和紙の御守のセットを作りました。
和紙と水引のコラボです。^^
ミンネのみつたまで販売していますので、ご紹介します。
販売価格:1500円
セット内容:和紙の御守、榊をイメージした水引ストラップ、榊をイメージした水引ブローチ
詳細は、ミンネのみつたまに掲載されています。
ミンネのみつたまに出品している作品を詳細にご紹介しているブログ
「ギャラリーみつたま便り」も、合わせてご覧くださいませ!!
ご覧いただけると嬉しいです。
* * *
下の2枚の写真は、昨年の清明のころの写真です。
爽やかな新緑とまぶしいお日様!
こちらは、レモンの芽が出てきたところです。^^
種をまいたら、なんと芽が出ました。
小さいけれど、本当にきれいな黄緑色で、新しいものっていいなと思います。
日に向かってぐんぐん伸びていく様子は、生命力ってすごいなと思いますし、
小さな葉っぱも一生懸命におひさまに向かって伸びていくんだなと思うと、
とても可愛らしいです。
この後も、伸びていますよ。
今年の清明の2週間も、みなさまお健やかにお過ごしください!
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JUGEMテーマ:伝統文化
JUGEMテーマ:和雑貨
こんにちは!
2月13日のNIKKEIプラス1という紙面に、興味深い記事がありました!
「伝統的工芸品の指定が最も多いのは?」
という質問に、何人が正解を答えれるか、というものでした。
ちなみに、そのクイズでは、下記から選ぶようになっています。
?青森県 ?東京都 ?京都府 ?沖縄県
いかがでしょうか?
このような選択があるのなら、誰もが選びそうな京都を選ぶと
きっとハズレなのかな、とも思いますが、私も京都を選んでしまいました。^^;
やはり京都を選んだ人は多かったみたいですが、違うようなのです。
じつは、東京都なのだそうです。
2021年1月末時点では、伝統的工芸品の指定数は、東京が18,
京都が17,沖縄と新潟がそれぞれ16、愛知が15,という順番だそうです。
(2021年2月13日 NIKKEIプラス1 何でもランキングより抜粋)
東京では、多摩織や東京染小紋、江戸切子、江戸硝子、江戸挿絵、
江戸べっ甲、江戸木目込み人形、などなど、たくさんあるそうで、
聞けばなるほどな〜と思うものばかりですね。^ー^
東京は大消費地であるので多くの工芸品が残っているのだとか。
逆に言えば、消費する人が少なくなると工芸品の保存や継承はむずかしくなるのでしょう。
そう思うとちょっと寂しいですね。
美しいもの、心がこもっているもの、ていねいに工夫して作られたもの、
たくさんの素晴らしい工芸品に、次代にも続いてもらいたいなと思います。
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JUGEMテーマ:伝統文化
こんにちは!
少しずつ暖かくなり、桃の花や河津桜🌸が見られるようになってきました!
3/11の14:20から、京都市立芸術大学のオンラインの講座が開催されますので
ご紹介いたします。
「越天楽」は、雅楽の中でも有名で、神社で聞いた方も多いのではないでしょうか。
私も大好きな曲で、龍笛で練習しています。
この越天楽のなぞについてのお話ということです。
フェイスブックのアカウントがなくても、下記のHPにリンクされている
フェイスブックで拝聴することができるようです。
=====
令和3年 3月11日 木曜日 午後2時40分〜午後4時10分
講師:
田鍬智志(日本伝統音楽研究センター准教授)
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こんにちは!
ところで、このブログのタイトルにも使わせていただいている「創作神舞」ですが、
これは自分たちで創作した神舞(しんぶ)、という意味です。
神舞とは、祭祀舞などの巫女舞と呼ばれるものに使わせていただいている
名前ですが、能では神舞(かみまい)と呼ぶのですね。
和文化が好きな有志が集まって、清明の会という同好会を立ち上げまして、
そこで練習をしながら、いろいろな音源に合わせて、舞を創作しています。
ですが、どんなジャンルの舞かというと、神社で参拝するときのような、
まっさらな心で向き合えるような、清々しいさわやかな感性を表現できないかと思い、
そのため、創作神舞、と呼ばせていただいております。
自然と調和して、目に見えなくても八百万のかみさまを感じながら、
移り行く季節と共生する生き方、そのような感じでしょうか。
もしそういう感性の瞬間を表現するとしたら、創作神舞、が一番近い言葉かな、
と思いました。^^
自分をアピールする表現というより、自然体で、自然の中に自分が溶け込む、という感じだと、
想像しやすいでしょうか?
そのように表現するものを作ってみたい、と思い、和文化が大好きな人たちが
集まってきました。^^
清明の会のブログをリニューアルしましたので、こちらも合わせて
ご覧いただけると嬉しいです。
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こんにちは!
もう2月末、明日から3月ですが、まだ寒い日が続きますね。
日本の色を重ねることができる、日本の色見本帖シール、という
とてもステキなシールをいただきましたので、ご紹介します!
たとえば、淡い色を表す名前では、生成り色、桜色、などは
よく使われるかもしれませんが、象牙色、蜂蜜色、薄卵色、若菜色、
などは色の名前からもっとさらにイメージしていけますね。
想像力とともにイメージする繊細な色合い、素敵だなと思います。
和名の色では、とき色(鴇色)のピンクも有名ですね。
ときが絶滅の危機に瀕していたことで注目されたこともあると思いますが、
2000年以降、保護に努めて今では個体数は増えてきているようです。
ところで、とき(鴇)について調べたときに初めて知ったのですが、
日本を象徴する鳥、と呼ばれることもあるそうです。
そして、日本の国鳥はキジなのだそうです。
日本の国鳥はタンチョウヅルかと思っていたのですが・・・
(そう思う人もじつは多いかもしれませんが・・・)
キジとは、日本固有種の留鳥(1年を通じて一定地域に住む、季節で移動しない鳥)
だそうで、民話や童謡でもなじみがあることから、1947年に日本鳥学会が
キジを選んだのだそうです。
恥ずかしながら、初めて知りました。^^;
東京都の鳥はユリカモメですが、こちらは冬に北からやってきますね。
キジは、からすやすずめのように季節で移動しない、と知って、
なるほど、と思いました。
シールや色の名前から、いろいろと連想できましたが、
こちらのシールは(株)カミオジャパンの製品です。
詳しくはこちらをどうぞ。
http://www.kamiojapan.jp/products/series/iromihon/
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