東京楽所の「奉祝の雅楽」

  • 2019.02.09 Saturday
  • 13:38

 

東京楽所の公演を、初めて拝聴することができました。

 

サントリーホールで行われた公演には、たくさんの方がいらしていました。

 

今年は新しい元号になる年、おめでたい年ということで、奉祝の雅楽がテーマでした。

 

催馬楽「伊勢の海」では、伊勢が宮前の美しい海の様子を唄うものですが、平安期には祝いの席で盛んに歌われたものだそうです。

 

「越天楽」は、あまりにも有名な曲で、やはりこの曲が一番好きですが、今回は「残楽三返」(のこりがくさんへん)という演奏でした。

 

これは、1回目は全員で、2回目は演奏楽器が徐々に演奏をやめていき、3回目には楽琵琶、楽琴など、4名のみの演奏となるもので、その演奏だけが響いていきますが、最後の音色になっても、今までの演奏を思い出しながら聞くのだそうです。

 

日本人の感性による独特の演奏方法と思われますが、聞こえないものも聞く、のだそうです。

 

前にも一度聞いたことがありますが、もう一度、そのように意識して拝聴すると、聞こえないけれどほかの楽器の音も残っているようで、頭の中では演奏全体が聞こえてきます。

 

とても不思議な感覚ですが、同時に、この感性も分かる、と思えました。

 

舞楽は、「萬歳楽」と「延喜楽」でした。

 

延喜楽は、延喜年間を祝して創作された舞とのことで、お祝いの舞を見ることができて、新元号に向かう年の気持ちになりました。

 

ところで、このホールは、舞台の後ろ側にも席があります。

 

チケットを予約するときに、後ろからどう見えるのか?とふと思い、今回は後ろの席から拝聴させていただきました。

 

前からは見えないところも見えて(右舞の舞人は右足から舞台に上がる、など)、舞台の後ろで演奏される楽器もよく見えました。

 

今回はこの席でよかったです。^^

 

素晴らしい公演でした。

 

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