こんにちは!
おもしろい本が紹介されていました。
古代メソポタミアの食事のレシピ本だそうです!
なんだか、タイトルだけでワクワクしてきますね。^^
一体、どんな料理だったのだろう?!
想像と妄想??が膨らみます。笑
今、SNSで大人気だそうで重版もされているとか。
遠い国の古代の食事とはいえ、焼き菓子「メルス」など、自宅で自分でも
作れるものなのだそうです。
メルスなら、大麦粉にバター、デーツなどを混ぜて焼くのだとか。
レーズンではなくナツメヤシの実、デーツを使うんですね。
ナツメヤシ、と聞いただけで、気持ちはメソポタミアへ・・・
デーツは甘くておいしいですね。
私も気に入っています。
特に古代食というわけではありませんが、最近、ひよこ豆も人気ですよね。
なんとなくエキゾチックな感じがするでしょうか?
確かに、フムスなどはスパイスの香りもエキゾチックで、
気持ちが一気に中東方面へ・・・
海外旅行ができない今、食事だけでも工夫してみると楽しいですね!
そして、日本でも!
最近、注目されている食材があるそうです。
枕草子に出てくる甘味料!
氷にかけて食べた「あまづら」というものだそうですが、
中世で途絶えてしまったそうです。
その復元を試みることも始まっているそうで、あまづらとは、
ツタの樹液ではないか?とのこと。
立命館グローバル・イノベーション研究機構の助教が主導しているそうで、
27種類もの植物を調べた結果、アマヅルやヤマブドウなど複数の植物が
原料だった可能性があることが分かったそうです。
そして、気になるお味は?!
採取した樹液の糖度は市販のメープルシロップの2〜3倍だったとか。
樹液って甘いんですよね。
そういえば、樹液は虫も好みます。^^
言われてみれば確かに、日本の植物の樹液も、使われていたのだろうなと思いました!
あまづらがもっと身近になる日が、いつか来るのかもしれないですね。
枕草子の世界に近づくようで、想像するだけで楽しいですね。
あと、日本にも「蘇」と呼ばれる古代のチーズがあったそうです。
こちらも古くから食されていたようです。
蘇についてももう少し調べてみました。
自宅で簡単に作れるレシピがあるんですね!
牛乳を焦がさないように、2時間くらい煮詰めるだけだそうです。
もともとはステイホーム中にSNSで、大量に余った牛乳をどう消費するか?
ということで、蘇を作った!というツイッターから人気が出たようです。^0^
蘇については、飛鳥、奈良時代から平安時代くらいまで作られていたようで、
保存食だったようで、税としても献上されていたそうです。
ただ武家社会が始まってから日本の酪農はすたれていったそうで、
詳しい文献はないそうですが、資料に共通しているのは、
牛乳を煮詰めて冷やして固めたもの、とのこと。
当時の酪農ではどの種類の牛だったのか、とか、詳しいことは分からないそうですし、
日本ではヤギのお乳を飲んでいた時代もあったそうなので、ナゾの古代食ですが、
そのナゾがまた歴史のロマンなのかも?!とも思いました。^^
現在、作られているレシピは本当に簡単で、
牛乳を煮詰めて、しっとりとしてきたら固めて冷やすのだそうです。
しかし、じっくりと2〜3時間くらい煮詰めるそうです!
ホットプレートを使うと、もう少し時短できるそう。
液体の牛乳がだんだん水分が少なくなってきて、しっとりしてきて、
クッキーの生地くらいの感触になってきたら、火を止めて、
丸めたり四角に固めたりして冷やすのだそうです。
濃厚ミルク味だそうです!
はちみつにも合うという評判もあります。
ほかに、乾燥させた蘇もあったそうで、きっとさらに保存がきいたのでは
ないかなと思います。
歴史の授業では、政治的な話が多かったですよね?
でも、食事とか衣服とか家とか、当時の人々の暮らしはどうだったのだろう?と
関心を向けてみると、古代の人たちがとても身近に感じられてきて、
歴史もむずかしい話ではなくなってきます。^^
まだステイホームが続いているような状況ですので、
おうちでできることを楽しむ、そして、今まで知らなかったことを知っていく、
楽しいことだなと思います。
古代でも疫病は何度も流行ってきましたし、現代だけではないと、
古代の人たちから励まされる気もしてきました。^^
日本の古代食も、レシピ本などが出るといいですね。